野中経営グループ

文書作成日:2020/01/05


 冬場になると、なんとなく元気がなくなる、気分が落ち込みやすくなるということは、ありませんか? 実はそれ、冬のせいかもしれません。今回は、知らないうちに陥っている人も多い「冬季うつ病」についてまとめました。寒い季節を前向きに過ごすためのヒントをご紹介します。




 冬季うつ病とは、「季節性感情障害(SAD)」という病からくる症状だといわれています。日照時間が短くなる季節に発症しやすく、特に日照時間が短い北欧(日本の北国)では、冬季うつ病にかかる人が多い傾向にあります。

 日照時間が短いということは、薄暗く寒い時間が長いということ。

  • 光の刺激が少ないためセロトニンの分泌が減って、幸せを感じにくくなる
  • 睡眠をコントロールするメラトニンの分泌が減って、体内時計の働きが乱れる
といった症状を引き起こしやすくなります。一般的なうつとの違いは、冬が終わりあたたかい春がやってくると、自然に回復するということ。そう聞くと、少し気持ちがラクになりますね。




 冬季うつ病になりやすいかどうか、チェックしてみましょう。次のうち、あてはまるものはありますか?

 □なぜか元気がでない
 □だるさを感じやすい
 □やろうと思うことができない
 □いつもより長く寝てしまう
 □食欲が増し、甘いものがほしくなる
 □最近、体重が増えた

 上記のうち2つ以上、あてはまるものがある場合は、冬季うつ病にかかる可能性が高いといえます。できれば早めに対策しましょう。




 冬季うつ病には、日照時間の減少というハッキリとした原因があるため、改善しやすいという特徴があります。次のような生活を心がければ、症状はずっとラクになるはずです。

<お家の中で>
 ・日光を取り入れて部屋を明るくする
 ・睡眠は規則正しくとるようにする
 ・メラトニン、セロトニンの原料となるトリプトファンを多く含む食材(バナナ、大豆、乳製品等)をとる
 ・食事やお風呂で身体をしっかり温める
 ・できなかったことより、できたことを考える

<お家の外で>
 ・なるべく外出する機会をもつ
 ・少しでも日中に歩くようにする
 ・人と会って話す機会を増やす
 ・身体を温める服装を心がける(マフラー、カイロ等)


 冬季うつ病という症状を知っていれば、冬になって調子を落とした時、どんな手を打ったらよいのかわかるもの。日照時間の減少だけでなく、寒さに弱い人は冬になるだけで気分が下がるというケースもみられます。常に温かい服装、改善策を心がけて、冬を快適に乗り越えましょう。お出かけや人と集まる機会が増える冬だからこそ、はつらつと過ごしたいものですね!

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